職場でも友達にも隠してないですが、40歳半ばから実家の両親と姉二人に全く会ってません。
義理両親の知るところとなり仲直りしなさいと散々言われましたけれども、夫に訴えて止めろと言ってもらいました。
それでも姑が「お父さん達に何かあったら知らせてくれないと、私たちが葬儀に出なかったら何と思われるか。」と夫の居ないところで言われましたけれども、「判りました」と答えてその後もう父も母も亡くなっていることを言っていません。
夫も最後まで「葬儀に出ないなんて。村八分の残りの二分は葬儀と火事だよ。」と何度も私に言いましたけれども私は長女姉の葬儀にも母の葬儀にも出ませんでした。
村八分の残りの二分については、これはいくら村八分でも可愛そうだからそこだけは付き合ってあげるという話では無く、火事の延焼を防ぐ事と、疫病の蔓延を防ぐ為であって決して村八分にされている人の為の話では無いでしょと毎回言い返していましたが。
ですが父の葬儀の時は出ました。
なぜなら遺産相続の事を姉と話し合う機会はこの時しか無いと思ったからです。
姉と言っても二人の姉のうち、長女姉は母より前にたった60歳で亡くなりました。長女姉がまだ存命だったら私は遺産の話し合いをする為にであっても会う勇気は無かったと思います。
母からも長女姉からも暴力を受けた事がありますが、母の方は暴力は日常的だったのですけれども、母には大きくなってから一発叩かれたら二発叩き返すと決心してやり返したら暴力を振るわなくなったけれども、姉に暴力のやり返しをしたことは一度も無いので、まだ怖いという気持ちが残ってるんだと思います。
暴力の回数は少なくても、長女姉の暴力は限度を知らない感じだったし怖いです。
父の葬儀。
乗り込んだというよりまあ普通に出席したんですけれども。
気持ち的には父を悼むとか見送るという気持ちがさっぱり無かったので「乗り込んだ」って感じです。
結果はこれで良かったと思います。
次女姉は認識が甘くて、母が亡くなった時は後見人弁護士が遺産相続についてすべて手続きしてくれたのですが、私の認識としてはそれは母の後見人弁護士が、父の後見人弁護士でもあったから。
つまり父は相続人になるので父の権利の代理をしただけで、たまたま私たちもそれで遺産分配をして貰って助かったって話です。
なので父の相続の時は自分たちでとはっきり言われていたので、何もしてくれないと判っていました。
なので、次女姉にその後見人弁護士に別でお金を払って父の遺産分割に関しても担当して貰おうよと言うために行きました。
弁護士さんも義理堅い人なので父の葬儀に参列されましたので、その場でお願いできました。
ここからがまた次女姉の認識が甘く、弁護士に依頼をすれば実家を買い取り業者に買い取って貰ってすべて現金化して分けてくれて分配して相続税の申告もしてくれると思っている。
そんなの出来ないって。
買い取り業者に頼むとしても相続手続き終わらせて誰かの名義にして売らないといけないし、そうなると売却益に税金かかるし、その税金をどう計算するのかとか相続分配が難しくなる。
だから弁護士の提案は本来なら不動産評価額で計算するところを、固定資産税評価額で引き受けてくれる人が一人居ればいいと。
ただ、私のもくろみと違って父が亡くなったずいぶん後に来た固定資産税評価額が前年の15%アップだったから、引き受けて売却したら損するじゃん・・・ってなったのですが誰かが引き受けないこ始まらない始まらない。
そして申告は税理士でしょ、そして実家の不動産登記は司法書士でしょ。
結果、まあ色々揉めましたけれども。
相続税申告期限が迫る10ヶ月ギリギリになるまでかかりました。
私たちの場合海外在住の相続人も居ますし、書類のやりとりに時間がかかったという事で申告期限延長申請して申請が通りましたが、実を言うと海外在住の姪っ子はちゃんとレスポンスがあるので遅れたのは彼女が原因ではないのです。
国内在住の姪っ子があれこれ文句をつけてきたのです。
しかも弁護士さんが電話してもなかなか話が通じなかったらしい。
もう一つは単純に手続き上の問題ですが、弁護士が次女姉に退職共済の手続きを頼んだら、姉が盛大な勘違いをして揃える書類が大量にあるとほったらかしにして、弁護士から連絡あっても無視をして数ヶ月たち、私が手続きするに当たって姉が共済金受け取り放棄の意思表示をしないといけないと退職共済の人から言われてまた書類紛失とかすったもんだあったせい。
私は共済から書類を受け取って、ただ一つ足りない、弁護士が持っていない施設に入っていた時期の診断書を貰って提出まで1週間ほどしかかからなかったので、姉の書類読解力のなさにびっくりです。
それで5ヶ月は遅れたかな。
家を売却して現金化する方向での話し合いだったので実家の中にあったものは頑張って全部捨てたのですが。
最後の最後に姪っ子は家財道具は誰が相続するのかとか。
箪笥とか売ったらお金になるとでも思っているのだろうか。
しかも安物年代物の箪笥は母の物、比較的立派な箪笥は実は私の物なんです。
たんすなんてタダでも引き取って貰ったらラッキーとしか思えないのですが。
着物も母が存命中1万円で売り払ったらしくシミが付いた方の振り袖やコートしか残って居らず。
つまり買い取り業者が拒否した着物しか残ってないんです。
私は120個以上の粗大ゴミ処理券代と、冷蔵庫洗濯機の家電リサイクル券代運搬代と、庭の草刈り代と、ゴミ袋350袋分の代金、粗大ゴミで断られた箪笥を処分してくれる業者の代金、支払ってるんですが。
粗大ゴミで大きくて家から出せないと断られた箪笥の処分を市の許可業者が案外安い金額、粗大ゴミの2倍以下で1時間以上掛けて分解して出してくれた時は涙がちょちょぎれそうだったので、お茶代として心付けを払ったのは私の勝手なのでそれは除外するとしても、動産の取得と言われるならかかった費用をマイナスで計算して欲しいぐらい。
実家の燃えるゴミ燃えないゴミ粗大ゴミの日に通ったバス代とか、私の労力は?とか考えたらもっとだと思うけれども。
そして本来なら父の亡くなった日以降の実家の電気代水道代ガス代は父の口座から落ちるのはおかしいのだけれども、話がなかなかまとまらない中私がまだ寒かった父の亡くなった後から暑い夏もずっと実家の片付けが済まなかったので、エアコンとか水とか無いと困るので止めなかったのですが、遺産分割が済むまで引き落とされても文句を言う人など居ないのではないかと弁護士さんが言っていましたが、家の名義を私にして私は三分の二の金額を他の相続人に弁済し、相続の現金から差し引く方向の話し合いだったので、家の持ち主が払うべきかなと私は引き落としの名義を私に変えて支払いました。
結局姪っ子が最後にもう一度通帳のコピーを出せと言ってきたのも、私が引き落としの名義を私に変える前に引き落とされて数万円残高が違ってきてるから不審に思ったわけでしょ?
Jcomの解約費用も2万円ぐらいかかったし、それは私が負担するものではないと思ったので父の口座から落として貰いましたし。
ほら、文句言う人居たじゃないですか、甘いですよね弁護士さんも。
そしてこのJcomもちょっと腹が立つのですが、父は亡くなる前1年ほど長期入院、施設で家に居な買ったんですよね。
弁護士さんさっさとガスを停止して姉がお風呂に入れないと再開したのですが、ガスよりJcom。
父のパソコンをつけてみたらインターネット繋がってなかったと次女姉が言ってましたけれども、しっかりインターネットと電話とテレビを契約して月7000円以上、父が亡くなった後も私が実家の片付けをしていて、「これはJcomと契約してる?」と気付いて連絡するまで支払い続けていたのよね。
ガスは無いと困ることあるけどJcomはたまに泊まりに来たときにテレビ見れなくても困らないし、もったいなかったよね。
次女姉はJcomと契約してること知らなかったみたいですが、弁護士さんは通帳管理してたから知ってたはず。
しまいには父の生命保険死亡保険金等々が私の口座に半年ほど眠ってる状態なので、その利息も要求されないかななど考えていましたけれども、それは無かった(笑)だって400万程度半年以下だからせいぜい10円?ぐらいかな。
もちろん父の亡き後引き落とされた電気代などは相続税支払いの時はそれが引き落とされる前の計算でしょうけれども、税理士さんに申告を頼んでいるのでまさかそこら辺を間違えることなど無いでしょう。
こんな色々がありましたけれどもようやく遺産分割協議書作成が済みまして、それに判子付いて貰うだけですけれども、どうなったことやら。
私は遺産分割協議書を郵便で貰った次の日に判子ついて弁護士事務所のポストに放り込みに行きました。
速達より早いから。
弁護士さんは90万円の報酬でやってくれるそうです。
消費税入れて99万、相続は次女姉と私が三分の一ずつ、長女姉の子どもたち二人の姪っ子が六分の一ずつ、割り切れてちょうど良いですね。
税理士さんは100万の所を4人まとめて頼んでくれるなら20万値引きしますと80万で88万。
3で割り切れないな。
私は家を貰ってしまったら売ってもその遺産分割協議書の代償額だと他の相続人が貰う現金の方が高くなるんですよね。
よほどふっかけた値段で売りに出して、どうしても欲しいからその値段でって値下げ交渉しない買い主が現れない限り。
それでも誰かがあの家を引き受けないと話が進まないと、もしかしたら儲かるかも知れないとか思って手を出して失敗したわけですけれども、私が引き受けなければ未だに話が進んでませんでしたので、結果はこれで良かったのだと思います。
あんなに娘に家を取られると散々私を泥棒扱いしていた母親ですし、一瞬でも私の名義になるなら母親への仕返しになるかもとほくそ笑んでおります。