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親を好きになれない

実の親から一度もして貰ってないことをしてくれる舅姑

社宅に入ったときに奥様方の誕生日に親から電話があったり宅急便が送ってきたり。
ああ、親ってそういう物なんだと初めて気付きました。
それまで、母の日、父の日、母の誕生日、父の誕生日、すべて一方通行でしたから。
そりゃもちろん子どもの頃は誕生日パーティを開いてくれたり、プレゼント貰ったり。
でもせっかくして貰ってるのに覚えているプレゼントは、自転車。
なぜかと言うと、小学生の時に誕生日プレゼントで自転車を買って貰ったのに、姉が高校生になった時にそれを勝手に通学用に使うようになってしまったんです。
母も姉にも通学用に自転車を買えば良いのに、「お姉ちゃんが高校から帰ってきてから使えば良い。」と言ったんです。
私の下校時間の方が早いから遊びに行くとき使えないし、そもそもあの自転車は私の物だそれはひどいと主張したのですが、無視。
なので私は自転車の鍵を掛けて隠しました。
その日姉が自分で鍵を無くしたと思って慌てて探していたけれども知らんふりしました。
いったいどうしてプレゼントした物を取り上げるような事を出来るんでしょう。
いくら節約と言っても姉に自転車買うお金も無いほど貧乏ならそもそも私に自転車を買わなければよかったと思います。
姉も姉です。
なぜ自分にも自転車を買ってと親に主張せずに私の自転車を毎日勝手に使うという判断をしたのでしょう。
私はこの姉も嫌いなんです。
私が中学生になった時に夏に安いサンダルを買って貰ったら、それを勝手に大学の寮に持って帰ったのです。
曰く「私が中学生の頃白いサンダルが欲しくて欲しくて買ってと何度も頼んだのに買ってもらえなかったのに!」だそうです。
それを言うべきは母親に対してであって、どうして私に向かってそんな事をするのか、一家の中で一番弱い立場だからですよね。

なので私は自分の誕生日プレゼント、嬉しいプレゼントもあったのかもしれないけれどもすっかり忘れていまして、思い出せるのがこの恨み深い自転車のみなんです。
ひどい娘ですよね。

舅姑も私の誕生日に電話掛けてきたりとかプレゼント送ってきたりとかしませんでした。
ただ、プレゼントはプレゼントは気合いの入っていた結婚当初はともかく、だんだん面倒くさくなって、母の日と姑の誕生日を一緒くたにしたりとか手抜きしてましたけれども。

でもいつからか、舅姑から私たちの誕生日にプレゼントを贈ってくるようになったんです。
毎年決まって私には赤白のワイン1本ずつ、夫には焼酎。

今日もさっき夫がゴルフに行ってるからとグダグダと布団の中でマンガを読んでいたらインターフォンが。
舅姑からの誕生日プレゼントでした。
舅が姑に向かってえらそうに「オレが良いワインを選んでやる」と言っている姿が目に浮かぶようです。

色々あっても実の親ほど遠慮無い関係にはなれないですけれども。
実の親からして貰った事のないことをしてくれるような舅姑です。
私にはもったいない舅姑ですね。

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