カテゴリー
親を好きになれない

父親の葬儀について

私は申し訳ないけれども親の葬儀に出るつもりはありませんでした。
母親に絶縁状をたたきつけたつもりだけれども、その前に父親と話をした時に、父は「母親を嫌うお前は子供たちから嫌われるだろう」って言ったんですよ。
天に唾を吐く行為だって。
でもね、私が母を嫌ってるのは母が祖母を大事にしなかったからではないです。
確かに祖母が危篤の時、母が奈良漬けを初めて挑戦していて、「瓜が腐る」とワーワー言っていたのです。
その時はっきりした記憶は無いのですが、姉は二人とも居たと思う、瓜のつけ方があるのなら私たちに指示を出せ、すぐにタクシーに乗れと口をそろえて言ったと思う。

結果母はバス~電車と乗り継ぎ死に目に会えなかったような?
祖母の一周忌の後に弟の家を継いだ長男に見舞いの回数が少なかった、死に目にも来なかった、一周忌の香典が少なかったと罵詈雑言浴びせられたそうです。

でね、母が瓜を漬ける事を祖母の危篤より優先しようとしたことなどは、別に母の死に目に会おうともしなかった私の原因にはならなかったですよ。
つまり母が私にしたことが母が危篤だろうと知るかいなって思いになったわけであって、母が祖母の死に目に駆け付けようとしなかったことは別にって思ってます。
思ってますが、親子代々それが受け継がれてって言われたら違うと思うんですよ。

というのも父親の葬儀の時も私は出席する気さらさらなかったですが、この機を逃したら、遺産相続の事について姉と話し合う機会が無いと思ったのでしょうがなく参加したんです。
夫は「俺は行かなくていいのか」とさんざん言っていたけれどもそもそも私自身が父を悼む気持ちで参加する訳でもなく、来なくて良いと言いました。

でね、何が言いたいかというと。
次女姉が、とある大手掲示板に親戚の葬儀に出る必要があるのかってトピに、自分の親の葬儀に、義姉(次女姉の夫の姉)も、義兄(亡くなった長女姉の夫)も、義弟(私の夫)も出席しませんでしたよ?って書いてたんです。

え~?
なんか抜けてる人居るでしょ?一番重要な。
次女姉の立場から言えば一番重要なのは姉の夫ではないの?
私次女姉に「お義兄さんは?」って聞いたら「お店を閉めるわけにいかないから」と言っていたけれどもそうかあ?
じゃあ義兄、実親の葬儀の時も店、閉めてないのか?そうじゃないよね。
私としては来なかったことを責めるつもりもなく。
だって私の夫も私の意向で出席させてないしね。
でも大手掲示板に親戚の葬儀に出席しなかった人を羅列するのに自分の夫を抜いて羅列とか卑怯にもほどがある。
そもそも喪主が次女姉ですし。
私の夫と次女姉の夫と比べれば喪主の夫と親族の夫でかなりの違い、あるよねー。
まあ喪主の夫とかは後付けで亡くなった人の子供の配偶者って意味では同列とは思いますが、自分の夫だけ抜いて羅列って卑怯。
そのうえ、私の夫は出席しようかと言ってたのに私が断った、姉の夫はそもそも来る気さえなかったって事で大きな違いがあると思うんですよね。

次女姉、正直イラっとする。

カテゴリー
親を好きになれない

毒入り危険

私の父親は、煎茶には農薬などがかかっているので、一煎目は飲んだら健康に悪いと思ってました。
そういう考え方もあるんだな、お茶屋さんには相当失礼だと思うんだけれども、一煎目を飲むのが嫌な事を責めるつもりはない。
ただ、父がお茶を飲みたくなった時に、他にお茶を飲みたい人が居ないかと家族に声を掛けるのがものすごくイラっと来た。
もちろん私はお茶の一煎目が危険だとか思わないし、自分でいれたら飲むけれども、父が自らは農薬入りだから飲みたくないと思っているものを、他人に飲ませるという行為はいかがなものか。
「一煎目はささっと捨てれば良いじゃないか」とずっと言ってたけれども、父も「一煎目を危険だと思わない人が飲めばいい。」と言う。

二つ言いたいことがある。
たとえば一煎目は好みの味ではない、自分は二煎目が好みだからだれか一煎目を引き受けてって言うならわかるが、一煎目は農薬入りだから自分は飲みたくないからだれか引き受けてって言うって他人はどうなっても良いと言うことなのかな?って思う。

それから自分は一煎目だって農薬なんて入ってない、危険じゃないと思って自ら入れたのを飲んで、父には二煎目をあげるってなら判るけれども、一煎目を危険だと思ってる父がそれがもったいないからと飲んでくれる人を探すってのは違うのではないかって事。

まあ父の言い分が全然おかしくないし腹も立たないって人は大勢いるかもしれないけど。

私はそれを「毒入り危険茶」と呼んで「お父さんは毒入り危険茶を人に飲ませても罪悪感が無いんだね。」ってずーっと言ってた。
どんなにこの「だれか一煎目を飲まないか」という声掛けが不愉快だと言っても絶対止めなかった。
私も私で、父に声かけられたら「要らない」と言っておいて父が飲んだ後に茶葉を変えて一煎目を飲めばよかったと思いますから、どっちもこだわりが強かったのねと思います。

カテゴリー
親を好きになれない

うちの両親は最後までおしどり夫婦でした

認知症になると短期の記憶から無くなっていくって話ですが、そう一筋縄ではいかないみたいですね。
だってこの話を聞いていると、忘れたいものは忘れちゃう、忘れたくないものは忘れないって印象を受けます。


ただ、私の母親の場合、おかしいなと知ったきっかけは、姑にお歳暮のお礼の電話を2回掛けてきた事を聞いたから。
同じころに近所に姉夫婦が住んでいて、姪が結婚して遠くに行くからとお別れ会をすると母が発案したのに、その約束をころっと忘れていたのみならず、「〇子(姪)?はて、誰やったかな?」って感じだったそうです。

そして次女姉が親の介護の為に実家に来てた時に夜中に水を飲もうとリビングに行くと、父親から「どなたですか?」って聞かれてひょえー、追い出されちゃうと思ってたら母親も起きてきて「どなたですか?」って言われたそう。
そのときはすぐに思い出してくれたそうだけれども。
なので、一番最初に忘れたのが姪、そのあと娘だったから、そうだよね順当に新しい記憶から忘れているよなって思います。
うちの子たちが近くに居たら、多分うちの子たちは姪より4歳以上下なので、一番最初に忘れられちゃったかなと。

まあ最期まですっかり忘れてしまうって事は無かったみたいだけれども。
私も父の葬儀の時にヘルパーさんから「お母さんが次女さんの事を最後まで心配なさってましたよ。」とか言われましたから、すっかり忘れたりはせずに話題に出していたようです。

それでも夫婦二人は全然忘れたりせずに、ただ父親の入院中に父親が入院してることを忘れてあらゆるところに電話をかけまくる母だったから電話の脇や玄関のげた箱の上などあらゆるところに「〇夫さんは〇〇病院に入院中」という張り紙をしないといけなかったりしたそうです。
父親も、母親が父より1年前に亡くなったのだけれども、葬儀の時に
「皆何をしているんだ?」
「お母さんのお葬式だよ。」
「えー!!!」
っていう感じで何度言っても母が亡くなったことを忘れてしまうので何回も何回も母が亡くなったという事を初めて聞いた絶望を味わわないといけなかったという話はかわいそうだなあって思います。
それぐらい最期まで相手に頼って生きてきて、父は最後「もう生きている意味がない」と言っていたそうだから、母が亡くなったことを忘れても忘れてないってまだら状態だったのではと、母が居なくなってしまったから生きていけないって事だったのではと思います。

さてさて、私たち夫婦はどうでしょう、お互いを忘れてしまうのかな?


カテゴリー
親を好きになれない

理屈の通らない親は早期認知症の可能性が

そりゃ私が理屈をこねられる年齢になった時にすでに両親とも早期認知症だったとか言うんだったらそうなのかもしれませんが。
そうだったらこんなに親を恨んでいるのはおかしいかなとは思います。
が、早期認知症とは違うんじゃないのかなあ。
物心ついたばかりの頃の未就学児の時にされた理不尽な事、覚えてますからね。
なので、私の母親は少なくとも私が4~5歳の頃の30代前半の頃から話が通じない怒りっぽい性格だったって事は確実。